注文住宅建てたら火災保険に加入!

注文住宅が完成したら火災保険の加入手続き。

火災保険の加入

火災保険とは

何年も計画を練って注文住宅を建てる人のほとんどが加入する火災保険は、火事 で損害を被った場合に保険金を受け取れるのでまんがいちの備えとして有効な 方法だとたくさんの人に勧められる保険です。 注文住宅ではない建売住宅でも、マンションのような集合住宅でも効果を発揮する 火災保険はあらゆる住民の味方になってくれる頼もしい存在です。 またローンを組んで住宅を購入するなら保険への加入が条件になることもあり、 あらゆるタイプの住宅の所有者に縁のある保険でしょう。 建売や注文住宅の購入者が支払う諸費用は何種類もありますが、火災保険はその中 でも大きな負担になりやすい項目です。 最初に1回だけという出費ではなく保険を継続している限り掛け金が発生する ので、毎月の支払いが少額だとしてもトータルでは相当な額となるのです。 ですが負担が大きいわりにあまり内容を理解してはいない人もいるようで、 工務店やハウスメーカーの人にいわれるがまま契約しているだけという家主さんも 中部地方や関東地方には多いと聞きます。 メーカーの人はそれっぽい助言をしてくれるそうですが、実際はそんなに詳しくは ないけどアドバイスできますよ、というポーズで相談に乗ってくれているような 感じもしますし言いなりになって契約をすると内容的にあまりよろしくはない 契約を結んでしまうこともあるそうです。 なので念願の注文住宅を手に入れて火災保険に入るのなら、どんなケースで保険金 がおりるのかなどしっかり理解してから契約するべきでしょう。 深く考えずに勢いだけで話を進めてしまうのは得策ではなく愚策なので、住宅の プラン作成の苦労から開放されたばかりで難しいことは考えたくない時期でしょうが しっかりと契約内容を吟味して保険を選ばなければなりません。

なぜ火災保険の加入が必要?

まず考えるのは、そもそもどうして火災保険に加入するのかです。 住宅ローンを組むのなら入らなければならないとされるこの保険は、そこからも 理解できるように救済が目的になっています。 もしローンを組んで新築した住宅が火事で全焼してしまったら、別の住居をすぐに 探さなければならなくなります。 モーニングを食べるキッチンも入浴するバスルームも、就寝する寝室もなくなる ので対策をしなければ不自由な生活を送るしかありません。 ではどんな対策を立てて対応するか、考えられるのはとりあえず賃貸住宅を借りて しばらくはそこで寝起きし、新たな住宅を新築する準備に取り掛かる、でしょう。 でもこれにはけっこうお金がかかります。 アパートを借りるのもただではありませんし、燃えてしまった家を建て直すのも 相当ヘビーな金額になりそうです。 土地はあるから大丈夫、と自分を励ましたいところですが注文住宅を建てた経験 をお持ちの方ならどれだけ大変なことになるかは想像に難くないでしょう。 燃えてなくなってしまった住宅のローンの返済をしながらそれらの出費に追われる のは、もう生きる気力を失ってしまいそうなツラさです。 跡形も無く炭になった住宅でもローンだけは残るので、火災後には新たな住宅を 確保する余裕がほとんどないことになります。 住宅が燃えてなくなったんだからローンもなくしてよ、と泣き言を言いたくなる 気持ちもわかりますが、それではローン会社が潰れてしまいますし無理な相談です。 そんなピンチを救ってくれるのが火災保険で、掛け金や契約内容にもよりますが 残された注文住宅の住宅ローンを完済するくらいの保険金を手に入れることが 出来るかもしれないのです。 もう手元には残っていない住宅のローンを支払い続ける、そんな切ない行為を しなくてもよくなるかもしれないので、もしもの火災に備えて加入することは ローンを組んでまで新築住宅を立てようとするのなら必須なのです。

Contents

ページのトップへ戻る