注文住宅建てたら火災保険に加入!

我が家にピッタリの火災保険を選ぶには。

火災保険選び

補償内容をカスタマイズ

自動車の任意保険のように火災保険も補償内容によっていろんなパターンの 組み合わせを自分の好みや都合に合わせてカスタマイズすることができます。 無駄な部分は極力削って必要な所に厚みを持たせる、保険屋さんのいいなりにならず 自分の考えを優先して保険内容を決めたいものです。 一番最初に決めるのは火災保険の対象ですが、中古住宅か注文住宅か建売住宅か 集合住宅かのどれかが対象になります。 これから住むことになる建造物なのでわざわざ決めるような難しいことでもない のですが、いちおう確認の意味でも一度意識しておくといいでしょう。 保険に入ろうとしているのに何を対象にするのか謎、なんて人もいないでしょうが はっきりとさせとかなければ話を進めにくいので宣言するつもりでお願いします。 そして建造物が決まってもそれだけで終わりではなく、家財道具も対象にするか 考えることになります。 火事にあって建物だけ補償されてもテレビや冷蔵庫、洗濯機なんかが補償されな ければ負担は甚大なので家財道具も対象にしたい、でもその分保険料も増えるし ここはみなさん迷うポイントになりそうです。

家財道具は火災保険の非対象

ついでにどれが家財道具でどれが建物に含まれるのか知らない人のために説明 しますが、建物にはわりと多くが含まれています。 住宅の基礎部分や外講は建物だと自信を持って答えられるでしょうが、バスルーム の浴槽やトイレルームの便座、台所のシステムキッチン、ガレージは家財になるのか わからない人もいそうです。 これらは全て建物の扱いになり、家財道具が火災保険に入っていなくても補償 してもらえるので安心してください。 家財道具のグループはそんなに頑張らなくても移動させられる物となり、それに 当てはまらない物が建物と覚えておけばいいでしょう。 ただしエアコンなど保険会社によって扱いが変わるものもあるので、微妙なのは 確認したほうがよさそうです。 対象が決まったら次は補償範囲を考えます。 火災保険に入ろうとするのだから火事は当然として、水災や落雷についても補償を 求める契約にするかを家族でミーティングしましょう。 多くを求めるのならその分保険料も高くなるのでなるべく補償範囲を狭く設定 したいでしょうが、もしものことを考えるとそうもいきません。 住宅のある場所、立地や気候も踏まえて必要だと思われるのなら補償の対象に しておかないと保険の意味がありませんしあまり削りすぎは危険でしょう。 次に保険金額を決めますが、もし火事になったらもう一度建て直すつもりなら その費用となる額を保険金額にするしかありません。 家財道具の方も別で金額の設定をしますが、こちらは大雑把に上限を決めるだけ で各々の家財にそれぞれ保険をかけるような形にはなりません。 全部まとめて上限を500万円とする、みたいな感じになります。 もしもかなり凝った注文住宅で家財道具も相当高価な品が多く合計1千万円近く になる、というケースだと、1千万円までの補償が受けられる保険にすることも できますし上限は300万円までにもできます。 金額が低いほど掛け金も少ないので、どんな設定にするかは各々の事情によって かわってきそうです。 対象と金額が決まったら最後に契約期間を決めましょう。 お察しの通り長期の契約ほど割引率も高いのでお得ですが、長く住むつもりが なかったり先の予定がわからなければあまりに長期の契約をすることに必死に ならなくてもいいでしょう。 いつ手放すか分からない住宅なら1年契約を繰り返してもいいですし、この土地に 骨を埋めると心に決めているのなら30年の長期契約でもオッケーです。

Contents

ページのトップへ戻る